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タカラヒラタクワガタ

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タカラヒラタクワガタの知識


タカラヒラタクワガタ

タカラヒラタクワガタ ♀

学名 Dorcus titanus takaraensis
分布 鹿児島県鹿児島郡十島村宝島、小宝島
体長 ♂19〜75mm、♀25〜41mm
飼育温度 成虫
活動期 20℃〜30℃(推奨25℃〜28℃)
越冬期 5℃〜18℃(推奨15℃)
産卵期 25℃〜28℃(推測)
幼虫
10℃〜30℃(推奨20℃〜25℃)
蛹化温度 26℃〜28℃(推測)
記事 本土ヒラタクワガタに比べると、アゴが全体が太く、内歯がより基部にあります。
体も、若干、太めです。
アゴのシルエットは、小さな内歯を除きスマトラオオヒラタに似ています。
さしずめ「和製スマトラ」という感じです。

貴重種で重厚なところもあるのですが、飼育となると
どーも、今一人気のないクワガタですね。
この種の大型となれば、迫力満点だと思いますが・・・。

平成16年6月22日
十島村昆虫保護条例により採集禁止。
飼育日記 2008年07月〜


タカラヒラタクワガタ飼育日記



ペアリング準備 産地:宝島
♂58mm 累代:F3
♀39mm 累代:F3(別系統)

2008年07月28日

ヒラタクワガタを含めドルクス属の♂は、自然界では木の穴などに自分の巣を作って♀が来るのを待つ習性があります。
事実、採集するときにいつも木の穴から引きずり出して採集することが多いのも確かです。

この種の♂は、ペアリング時の♀殺しが多いですから、まず♂を落ち着かせることが必要です。

穴があいた鑑賞用の木を入れてみました。ここに巣を作らせる為です。これで、♂もきっと安心するはずです。
少し時間をおいて♀も入れました。


ペアリング成功 2008年08月02日

うまくいったようです。
♂♀仲良く穴の中にいました。
ペアリングも無事成功してると思います。
少しの間、♀を単独飼育してゼリーをたっぷりあげて、産卵の準備をさせます。


♂、♀の行動 2008年08月10日

1週間程度、そのまま同居させてみました。
4〜5日ほどは、仲良く穴の中にいたり、エサゼリーのところに一緒にいたりしていたようですが、それ以降、♀はケースの中をしきりに動き回っていました。
♂も交尾済みの♀が解るのか、穴の中などに♀を入れないようにしているようにも見えます。
♂は、次の♀がやって来るのを待っているようです。その為の巣穴のスペースが、必要なんでしょうね。
2匹いっしょにいる時間は、とても短いようですね。

タカラヒラタクワガタ 幼虫 初齢

初齢幼虫 2008年08月31日

10日 「かんたん産卵セット」に♀投入。
11日 即、卵を数個確認。
12日 ♀を取り出しました。

今回は、とても早かったです。
それで、本日無事幼虫を確認しました。
ケース側面からは、3頭しか見えませんが、2回目のセットは、組みません。
最低3頭は、いますので十分です。
下手に採れすぎてもこまりますしね。

タカラヒラタクワガタ 幼虫 2齢

割り出し

2齢幼虫
2008年09月25日

幼虫割り出ししました。ちょっと遅いですね。
全部で8頭、飼育するにはちょうどいい数です。
♀を産卵セットに3日も入れてたら20頭以上だったかもしれません。

画像の幼虫は、♀ですね。
卵巣細胞が、はっきり見えています。

タカラヒラタクワガタ 幼虫 3齢

3齢幼虫

初期
3齢幼虫の初期です。
頭の大きさから、♂ですね。
まだまだ、これから大きく育って欲しいですね。

タカラヒラタクワガタ 幼虫 3齢

タカラヒラタクワガタ 幼虫 3齢

マット交換

3齢幼虫

中期
2008年12月22日

マット交換2本目です。
8頭全ての幼虫に卵巣細胞を確認しました。
体重も9g、10gと完璧に♀幼虫だけみたいです。
飼育ビンの外からの観察でも幼虫の大きさ、卵巣細胞の有り無しから「全部♀くさいな〜。」と、思っていましたが、残念ながらこんな結果となりました。

すべての幼虫が♀幼虫ですので、この先の飼育記はきびしいですね。
次回の飼育まで、延期になりそうです。
次回は、♂幼虫が欲しいです〜!