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サタンオオカブトムシ

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サタンオオカブトムシの知識


Dynastesの最高峰と言われる本種は、幻のカブトと言われ、涼しい気候を好みます。





通称 サタンオオカブトムシ
学名 Dynastes Satanas Moser
分布 ボリビア ラパス州ユンガス山脈
標高1800mから2300mの非常に限られた地域
体長 ♂60〜115mm、♀45〜60mm
飼育温度 成虫、幼虫とも18℃〜24℃
産卵期18℃〜20℃推奨。
幼虫期間 1〜2年
特記事項 暑さに弱く、夏季の温度管理が必要。
冬季も最低温度15℃以上必要。
飼育日記 2007年〜


サタンオオカブトムシ飼育日記



3齡幼虫 種親♂102mm、♀68mm
累代 F2
孵化時期 2006年6月孵化

2007年01月07日

3齡ペアで飼育開始。♂52g、♀30g
これから、どれぐらい体重が増えるか楽しみです。


3齡幼虫 2007年02月27日

飼育開始してから、1回目のマット交換です。
♂69g、♀31g
♀は体重増加が、ほとんどないです。
マットも交換の必要がないぐらいでしたが、マットの劣化を考慮しての定期交換です。


3齡幼虫 2007年07月29日

♂71gです。ほとんど成長なしです。
♀は、跡形もなくなってました。
♂だけの単独飼育になってしまいました。
初心者には、難しいカブトですね。
温度の維持が、難しいです。
♀は、どうしましょうか。
おこずかいを貯めて・・・。


3齡幼虫 2007年10月06日

マット交換6回目です。
フン取りをして、新しいマットを足すだけです。
体重73gです。体重微増です。
ここまで来ると成長が、緩やかですね〜。
あと半年ぐらいは、こんな感じでしょうね。


3齡幼虫 2008年03月23日

約2ヶ月前にマット交換7回目をしたところ、71g体重減でした。エサもほとんど食べていませんでした。
今回、様子をみたところ、やばそうな感じの予感がしていましたが、的中です。
拒食症です。
多分、この幼虫はだめですね。

う〜ん、残念!無念!

ほんとに難しいカブトです。


♀前蛹 2008年08月05日

累代:F2
孵化時期:2006年5月

1ペア失いましたが、♀の予備にと1頭別に飼育していた幼虫が、前蛹になりました。
2007年10月の時点での体重は38gでした。
それから、今年3月にケースの上半分だけマット交換しました。
このカブトムシの食性をあまり理解してなかった為、1ペア失ってしまいましたが、この♀幼虫は無事羽化させたいですね。

管理温度:18℃〜20℃


♀蛹 2008年08月25日

蛹になって約1週間ぐらいです。
特に蛹の体にも悪そうな所も見受けられず、いたって正常な蛹です。
無事羽化させるには、18℃ぐらいが最適だそうです。
20℃を超える温度になってくると羽化不全しだすそうですので、とても気を使います。
この温度帯ですと、コバエ、ダニの繁殖などもほとんどありませんので、その点は心配いりません。

蛹時の観察では、蛹が体勢を変えるためひっくり返ったりする動きなどが、とても少ないです。お腹をクニクニ動かす動作もゆっくりしていて、「大丈夫かな〜。」と心配になってきます。

管理温度:17〜19℃前後


♀羽化 2008年10月19日

長かった〜! 待ちくたびれた〜〜〜!

ようやく、羽化しました。
約2ヶ月ぐらいの蛹期間でした。
羽化時の温度は、約22℃前後です。特に問題なく羽化したようですね。
ワインセラー内の温度設定が、難しくなる時期ですので、ほぼ常温飼育にしました。
♀は多少温度が高くても大丈夫のようです。

この♀で、孵化から羽化まで2年半かかったことになります。
これから、エサを食べ出し、卵を産めるようになるまでで、数ヶ月〜半年近くかかりますので1サイクル3年ですね。

3年は、ちょっと長いですね。これでは、気軽に飼育というわけにはいきません。かなりの覚悟が必要です。

♀1頭では、どうしようもありませんので、また「ムコ探し」をしないと・・・・。

管理温度:22℃前後