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コクワガタ

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コクワガタの知識


コクワガタ

コクワガタ 2

コクワガタ ♀

学名 Dorcus rectus rectus
分布 北海道、本州、四国、九州
体長 ♂21〜54mm、♀19〜32mm
飼育温度 成虫
活動期 20℃〜30℃(推奨25℃〜28℃)
越冬期 5℃〜18℃(推奨15℃)
産卵期 25℃〜28℃が最適
幼虫
10℃〜30℃(推奨20℃〜25℃)
蛹化温度 26℃〜28℃
記事 ★★★★☆ 寿命
★★★★★ 食性
★★★★☆ 外骨格の強さ
★★★★★ 耐寒性
★★★★★ 繁殖力
★★★★☆ サバイバル
★★★★★ 同種とのけんか
★☆☆☆☆ 多種とのけんか

一番よく見かけるクワガタムシです。
多種とのけんか以外の項目での評価は、かなりのレベルで総合評価では文句なく、日本最強のクワガタムシでしょう。

飼育も簡単で、ミニケースに薄くマットを入れ、細めの産卵木を入れておけば、産卵してくれます。
幼虫飼育は、菌糸、マットともに大差ないと思われます。
50mmを目標に飼育しましょう。
飼育日記 2009年〜


コクワガタ飼育日記




クヌギの木と
落ちた枝
2009年03月21日

夏にカブトムシやクワガタムシがやってくる「クヌギの木」です。

一番下の幹の太さは、60cmぐらいあるでしょうか。
夏になるとこの木の高い枝のところから樹液が出てきますので、その樹液にカブトムシやクワガタムシがやってきます。

このような木の下には、風などで折れて落ちてきた枝などが、ころがっています。
こういった地面にころがっている枝がほどよく朽ちている場合は、秋〜春にかけてコクワガタの幼虫が住んでいることがあります。





謎の卵と
幼虫の
採集
産地:愛知県
累代:野外採集個体(WD 又は F0)

落ちている枝をそっとひっくり返してみると「卵」が出てきました。
ちょうど落ち葉の腐葉土と枝の間です。
これが何の卵かはわかりませんが、ちょっと興味がわきました。

落ちている枝を割ってみます。
太いところで5〜7cmぐらいです。
ほどよく朽ちていれば、手で簡単に割れる枝です。
いました!いました! コクワの幼虫です。
初齢1頭、2齢♀1頭、3齢♂1頭♀1頭と全部で4頭の幼虫です。

オオクワガタやヒラタ、ノコギリの幼虫などは、こんな枝にはいませんのでほぼ100%コクワガタの幼虫です。



初齢
2齢
3齢幼虫
幼虫の大きさ比較です。

初齢、2齢、3齢とうまい具合に採集できました。
発酵マット600ccで飼育してみようと思います。

謎の卵は、カップに発酵マットを入れて、底のほうに入れてみました。
何が出てくるか溶けてなくなってしまうかわかりませんが、お楽しみですね。

コクワガタ 蛹♂

コクワガタ 蛹♀



♂ ♀
05月10日

3齢幼虫の1♂1♀が、蛹になっていました。
他2頭は、3齢幼虫です。

落ちた枝の中にいたため、あまり栄養がなかったのでしょうね。とても小さくかわいい蛹です。
小さいですが大アゴなどは、しっかり形が出来ています。

謎の卵は、溶けてなくなってしまいました。
何の卵だったのかな〜。

コクワガタ 羽化♀

コクワガタ 羽化♀

羽化 ♀ 05月14日

♀の羽化、真っ最中です。

画像は、まだ頭がお腹側に曲がっています。
羽根をきれいに伸ばしてから、頭を起こしてきます。

05月17日

羽化成功です。
蛹室は飼育ビンの底でしたが、無事に羽化できたようです。

コクワガタ 羽化♂

コクワガタ 羽化♂

羽化 ♂ 05月21日

♂の羽化です。

羽根もきれいに伸びて、羽化も無事終了です。
♂も蛹室は飼育ビンの底でしたが、無事に羽化できたようです。
このあと、この♂は、アゴを開いて威嚇してきましたので気性の荒い♂かもしれません。

コクワガタ ペア

成虫の
観察
06月17日

♂、♀ともしっかり固まりました。

♂37mm、♀29mmと小さい個体になりました。
まだ、ゼリーは食べてませんが、もうしばらくすると食べ出すと思います。

コクワガタは大変丈夫で寿命も比較的長く、成虫になってからも2年ぐらいは生きます。
冬も常温で越冬しますので、とても飼育観察しやすいクワガタです。