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ユーロミヤマ ユダイクス

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ユーロミヤマ ユダイクスの知識





学名 Lucanus cervus judaicus
分布 トルコ、シリア
体長 ♂50?〜100mm、♀40〜45?mm
飼育温度 成虫
活動期 15℃〜25℃(推奨20℃〜23℃)
休眠期 5℃〜18℃(推奨10℃)
産卵期 20℃〜23℃が最適
幼虫
5℃〜25℃(推奨15℃〜20℃)
蛹化温度 20℃〜23℃(推測)

日本のミヤマクワガタに準ずる。
記事 世界最大級のミヤマクワガタ

最大体長が100mm以上。
他の大型クワガタムシと比較しても、引けを取ることはありません。

学名の”judaicus”は、「ユダイクス」又は、「ジュダイクス」と読むようです。
中国産オオクワガタを「ホーペ」、「ホペイ」などと呼ぶのと同じでが、どちらかはっきりしていませんが、当サイトでは「ユダイクス」と呼ぶことにします。

大型個体になればなるほど、頭部、アゴ形状に迫力が出るようです。

飼育には、25度以下の低温が必須なため普通の常温飼育環境では飼育することができません。

「生息地域の減少」、「個体数の減少」、「低温度帯にしか生息できない。」という条件により、今後の輸入は、とても難しいそうです。
飼育日記 2008年〜

ユーロミヤマ ユダイクス飼育日記



ペアリング

産卵セット
産地:トルコ
累代:CBF1
♂80、♀49

2009年06月03日

約8ヶ月の休眠の後、5月中旬活動開始のユダイクスペアーです。

ペアリングに際しては、慎重に♂のアゴを固定して1週間ほど同居させました。
♂も♀も活発に活動していますので、期待十分です。

06月15日

♀を3日ほど単独飼育したのち、「かんたん産卵セット」に移動しました。
数日後に卵が見えるといいのですが、ミヤマはケース側面からは、産卵の確認がしにくいことが多いので祈るような気持ちです。

管理温度:20〜22℃


ペアリング後、真っ二つ! 06月25日

♀は、毎日、産卵セットのマット上で徘徊するばかり。
多分、ペアリング時の交尾失敗ですね。

原因は、活動開始してから2週間ほどでペアリングしてしまったので、十分体の準備が出来ていなかった為でしょう。
再度、♂のアゴを固定してペアリング開始です。
すぐに交尾確認できました。念のため、もう1日同居させておきます。

06月26日

♀が、「真っ二つ!」になってました。

♂のアゴの固定がはずれています。

「絶句!」

固定は、かなりきつくしばったのですが、昆虫たちの力は想像の範囲を超える力を出すようです。

結局、初回産卵セットに卵4個確認しましたが、卵の色がどうも無精卵みたいです。しぼんで無くなるでしょう。

今年のユダイクスの飼育が、終わりを告げた瞬間です。

管理温度:20〜22℃



幼虫光臨

2齢幼虫
産地:トルコ
累代:CBF1
親サイズ♂84 ♀48
孵化:2007年8〜9月

09月12日

あきらめていたユダイクス幼虫飼育ですが、「PとHの合同プレゼント企画」の賞品に「なんと!ユダイクスの名が!」

ちゃっかり応募させていただきました。
参加することに意義が、ありますから。

で、高倍率の中、見事、当選!

これは、相当うれしいです。
プレゼント主のmahitaさん、ありがとうございます。精一杯がんばります。

ユダイクス飼育の再開です。

管理温度24℃前後


菌糸ビン投入 09月17日

大事な幼虫君達、「無難に発酵マットでいくか菌糸でサイズ狙いにいくか。」迷いましたが、菌糸で飼育することにしました。

ミヤマならカワラタケ菌糸ですので、早速、菌糸ビン600ccに投入です。
ここで前回「飼育日記」の反省を踏まえて飼育温度を少し上げて飼育することにしました。
mahitaさんにもアドバイスを受けておりますので、今度はビッグになること間違い無し!?

管理温度24℃前後





菌糸交換
2回目
12月12日

約3ヶ月の600ccビンでの飼育で、19g、18g、13gと成長していました。

体重からは、かなり理想的な2♂1♀といったところですが♂と♀の判別は頭幅とか卵巣細胞からは、さっぱりわかりません。
頭の大きさは、13gがちょっと小さい程度で「小型の♂?」だとするとこれからの成長に期待はできないでしょうし、「大きい♀?」だとするとかなり嬉しかったりします。
あと3ヶ月ほど経てば、体重差ではっきりしてくると思いますが、もうちょっと雌雄判別に確実さを養いたいところです。

今回は、飼育スペースをもう少し増やして1400cc菌糸ケースにしました。
さすがに3齢幼虫だけあって、もぐるのが早いですね。
30分〜1時間ぐらいで3頭ともケース底にたどりつきました。
次回のエサ交換までは約3ヶ月ぐらいですね。

管理温度24℃前後


♀?

雌雄判別
ユーロミヤマ種の初齢〜3齢初期の雌雄判別は、ちょっと難しいです。

黄色のマル部のあたりに卵巣細胞が、確認できる個体がほとんどいません。
雌雄判別は、体重か頭の大きさで判別することになるのですが、3齢中期の体重判別が確実かもしれません。

関連項目:幼虫の雌雄判別



エサ交換

3回目
2010年03月05日

約3ヶ月経過しました。

そろそろ、カワラ菌糸の栄養分が心配になってきましたので、エサ交換しました。
体重31g、28g、22gと増加しています。
31g、28gは、90UP期待出来そうな重さです。
22gの幼虫は、前回体重測定で13gでしたので、♂かもしれません。
どうやら、3♂の飼育となりそうですが、♂だと判れば十分な環境で飼育してあげれば、まだまだ大きくなるでしょう。

今回から、マット飼育にしていきます。
この種はミヤマクワガタ種にしては飼育温度が高いことやカワラタケ菌糸に非常に相性がいいことから、消化吸収が他のミヤマクワガタ種とは少し違うような気がしますので、発酵レベルの進んだカブトマットではなく、発酵の浅いクルビマットとアンテマットを半分ずつ混ぜたMIXマットで飼育してみることにします。
この組み合わせですとかなり放置しても劣化するまでに時間がかかるでしょうし、栄養価も高いと思われるからです。

画像は、MIXマット2300ccに投入した幼虫です。
クルビマットが入れてありますので、ところどころ色の薄いチップが、混ざっています。

関連項目:飼育マットの選択
管理温度24℃前後


エサ交換

3回目

状態
03月07日

エサ交換から2日経過しました。

心配していた幼虫暴れもなくすんなりとビン底で落ち着いていますので、ここで生活する環境を作ってくれそうです。