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ユダイクス飼育日記08年

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ユーロミヤマ ユダイクス飼育日記08年



3齢幼虫 産地:トルコ
累代:WF2
親サイズ♂94 ♀53
孵化:2007年8〜9月

2008年07月25日

3齢幼虫1ペアー購入しました。

アクベシアヌスと並ぶ、ユーロミヤマの最高峰!
一度は、見てみたいクワガタムシです。

ミヤマクワガタらしく「ギコギコギコギコ」と鳴く声が、聞こえます。自分の位置を周囲に知らせる音だそうですが、日本のミヤマクワガタ、ケルプス、アクベシアヌスも「ギコギコ」いってましたね。面白い音です。



3齢幼虫 2008年09月25日

マット交換です。
例によって、すばやく交換しました。
自分のおしりを噛む前に新しいビンへ移動です。

♂が23g、♀が13gと微妙です。
孵化後、1年としては成長が遅いのか、成長してないのかよく分りません。
アクベシアヌスと比較するなら、20g後半はいってると思いましたが、20g前半とは・・・・。

それとも、来年の夏羽化ではなく、
まだ先が長いのか・・・・。

羽化まで3年かかる個体も存在するようで微妙です。

管理温度18℃前後


3齢幼虫 2009年02月08日

♂には、大きくなってもらいたいですので、飼育ケース小で飼育していました。
マット交換をするため、ケースを逆さにして底部を「とんとん」と、軽く叩くとマットがすっぽりでてきました。
マットのちょうど真ん中あたりで、そっと割りましたら幼虫が蛹室を作っている所でした。

一般的にこういう場合は、「とっても、危険!」です。

新しいマットに入れて蛹室を再度作らせるか、このまま割った部分をかぶせて、何気なく元にもどすか迷ってしまいます。
どちらにしても、幼虫にいい影響はありません。
幸い、割ったマットはきれいに「パコッ!」と割れましたので何気なく元にもどしておきました。
無事に蛹化を祈るより他ありません。
それにしても、あまり成長してませんでした。

♀幼虫は、何も変化無し。
何も変化無しでは、ちょっと困ります。♂は、蛹室を作り始めてますので♀にも、ちょっとピッチを上げてもらわないとまた、例の「羽化ズレ」です。
羽化ズレ対策に♂18℃、♀12℃で管理してましたが、♀の羽化が遅れるとは低温飼育種は、なんとも管理が難しいですね。

管理温度18℃前後

ユダイクス 蛹♂

ユダイクス 蛹♂

蛹 ♂ 2009年05月10日

3ヶ月たって、やっと蛹になりました。
蛹になりたての画像と2日後の画像です。
蛹になりたてのときは、やわらかくアゴなどは透き通っています。

頭部の発達があまりよくないようです。
予想羽化サイズは、75mmぐらいでしょうか。
これぐらいの大きさの蛹ですと、原名亜種のケルプスの蛹と見分けがつきません。

♀幼虫は、4月21日にマット交換しましたが、体重12gと1g減っていました。
現在、飼育ビンの外から観察できない状態が続いていますので、もしかしたら蛹になる準備をしているかもしれません。

管理温度20℃前後

ユダイクス 蛹♀

蛹 ♀ 2009年06月16日

♀もタイミングよく蛹になってくれました。
これで、羽化ズレの心配はなくなりました。
蛹の形も特に変形などなく、きれいな蛹です。

しかし、ユーロミヤマ種は蛹室が狭いです。
頭の部分を少し広げておきました。

管理温度20℃前後

ユダイクス ♂

羽化 ♂ 2009年06月22日

♂が羽化しましたが、やっぱり小さく迫力がありませんでした。
頭部、アゴなどは中型の形状のようです。

管理温度20℃前後

ユダイクス ♀

羽化 ♀ 2009年07月06日

♀も無事羽化しました。

羽化してから、体の向きを変えたようです。
体がしっかり固まるまで、そっとしておきます。

管理温度22℃前後

ユダイクス ♂♀

成虫の観察 2009年09月12日

体もしっかり固まりましたので、少し観察しました。

サイズは、♂70mm♀43mmと少し小ぶりです。
♂の大アゴ、頭部ともに迫力がありません。
ユダイクスは、18℃程度の飼育温度ですとあまり成長しないようです。どうも、原名亜種のケルプスやアクベシアヌスとは飼育温度帯が違うようですね。

このペアを、来年の春、初夏までじっくり休眠させて、次世代は、飼育温度を変えて飼育してみたいと思います。


管理温度18℃前後