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外国産カブトムシ、クワガタムシを
野山に逃がしては、いけません。

外国産カブトムシ、クワガタムシは、体なども大きく力も強いのです。野山に突然、強力な虫が現れたら、そこにいた虫達は、どうなってしまうのでしょうか。

駆逐 エサ場は、強い虫に占領されてしまいます。

圧倒的なパワーで、今までそこにいた虫達は、駆逐、又は排除されてしまいます。
エサ場を追われた虫達は、エサを食べることができずに死んでしまいます。
日本にもともと住んでいた昆虫達は、姿を消してしまうかもしれません。

昆虫の世界も弱肉強食の世界なのです。

交雑 エサ場を占領した強い虫は、子孫を残す為、もともとそこにいた虫の♀と交尾をしようとします。

比較的、種の近いものどうしでは、簡単に子孫ができてしまいます。

例)
日本のヒラタクワガタ と 外国産オオヒラタクワガタ

これを交雑といいます。雑種ができてしまうのです。
しかも、外国産の強い力と日本産の冬を乗り越える能力をそなえた雑種ができてしまいます。
交雑でも、もともと日本にいた種類の虫達は、絶滅してしまいます。

私たちにできること ・一度飼育しだした昆虫は、最後まで責任をもって飼育しましょう。

・絶対に逃げ出せない容器で、飼育しましょう。

・未来の子供達の為にも、今の自然を残すよう努力しましょう。



特定外来生物関連

環境省と農林水産省では、若干の解釈の違いがあるようです。ご自分の飼育しておられる外国産カブトムシ、クワガタムシが、飼育、譲渡、などできるかどうかを、調べることが必要です。

害虫指定された昆虫は、一般には飼育、譲渡、販売などができません。
農作物などに多大な被害を与えるためです。
ルールを守って、飼育しましょう。

環境省

農林
水産省
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