Enjoy Breeding.com

ヨーロッパミヤマクワガタ 比較

honobono
click ノコギリクワガタ カブトムシ マット選択 用品紹介 ヘルプ イラスト素材 サイトマップ TOP

ヨーロッパミヤマクワガタ 比較その1 ♂


前胸の幅を大体同じにしたときの、頭部、アゴ形状などの比較です。
大歯型のみの比較のため、小さな個体には当てはまらないかもしれません。

ケルプス(基亜種)


武骨 触覚片状部(触覚先端のヒゲ部分) 4〜6節
産地によって違うようです。

大アゴが、太いです。太くて頭の幅に沿って前に伸びるのですが、ひねりが無いです。
頭部の発達もやや少なく、他の2亜種に比べて少しもの足りない感じです。

ごつごつと武骨なイメージでしょうか。

アクベシアヌス


華麗 触覚片状部(触覚先端のヒゲ部分) 6節

このアクベシアヌスと言うクワガタ虫は、よく「やさしいイメージ」だと表現されるようです。
おそらく、アゴの曲線のつながり具合のことから、連想されるのでしょう。

頭部、大アゴの発達、大きく分かれるアゴ先端形状など、やさしいイメージなど微塵も感じません。

まさに 「華麗」 の一言です。

ヨーロッパミヤマクワガタの貴公子と言っても過言ではありません。

ユダイクス


繊細 触覚片状部(触覚先端のヒゲ部分) 4節

このユダイクスと言うクワガタ虫は、よく「武骨」だと表現されるようですが、その辺の意味がよくわかりません。

まさに 「繊細」 の一言です。

アゴは、基部こそ太さがありますが、アゴ先先端に向かうに従って、非常に細くなっています。
細くなりながらも、造形していく様は、「繊細」としか表す言葉が、見つかりません。
90mmを超える大型個体には、さらに「優雅さ」も加わってくるのでしょう。

他の違いは、他2亜種よりも足についた「トゲ」が大きいですね。小さな個体も判別しやすいかもしれません。

ヨーロッパミヤマクワガタ 比較その2 ♀


♀の種類判別は、難しいです。
一見しただけでは、見分けるのが難しいですが、わかっていることだけでも、掲載しておきます。

ケルプス(基亜種)


アクベシアヌス


ユダイクス


触覚

足のトゲ
触覚片状部(触覚先端のヒゲ部分)
ケルプス 4〜6節
アクベシアヌス 6節
ユダイクス 4節

ケルプスが、産地の違いにより触覚片状部の数が、違いますので、はっきりと決め付けることができません。

ユダイクスの♀は、他2亜種に比べて足に付いている「トゲ」が大きいですので、見分けやすいです。
ただし、個々の個体の個体差もありますので、100%とは言えないかもしれません。