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♀が、卵を産んでくれません。
なぜでしょうか?
「気分が、のらないからでしょう!」といっては、元も子もありませんので、原因を考えてみましょう。
飼育環境
温度
湿度 |
クワガタムシ、カブトムシは、変温動物ですから温度の状態によって行動など左右されます。
温度が、高くても低くてもよくありません。
その上、湿度の影響も受けます。
飼育されている種類の虫の飼育適温を調べてみましょう。さらに産卵適温もあります。
種類によっては、温度に加えて湿度にも影響を受ける種もいます。
乾燥ぎみを好む種、加湿ぎみを好む種といろいろです。 |
飼育
ケース |
♀は、マットの中で一箇所にまとめて産むわけではありません。マットの中を移動して「1個」、また移動して「1個」という具合に産んでいきます。
ここで注意することは、数日前にせっかく産んだ卵を♀がマットの中を移動するときに踏み潰してしまうことがあるのです。
飼育ケースが小さい場合、♀は卵を懸命に産んでいるのですが、飼育者から見ると卵を産んでないようにみえてしまうことがあります。
又、飼育ケースの大きさが、気にいってないこともあるかもしれません。
特に外国産オオカブトムシの♀は、ケース内を暴れまくってくれますので、1週間ごとに採卵したほうが、よいかもしれません。 |
マット |
マットが、気にいらない場合も十分あります。
マット内の不活性ガスの発生や、酸素不足などが原因でしょう。通気をよくしたり、マットの交換などでうまくいくときがあります。
マットの粒子が細かいものでないと、産卵しない種もいます。粒子を篩などで細かくすると成功するときがあります。 |
能力
♂ |
♂には、受精する能力のないものがいます。
こういった♂にいくら交尾させても、他の♀と交尾させても卵がとれない時があります。
この場合は、違う♂にしてみる必要が、あります。
少し時間が、経てば能力がでてくるものもいます。 |
♀ |
♀の、能力のないものは、少ないと思います。
ただし、♀には、卵をたくさん産むものと少ししか産まない個体がいるのも事実です。
いわゆる爆産系統になると100近く産みます。 |
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