幼虫の
性質 |
幼虫は、3齡に加齢後の約3ヶ月で一気に巨大化します。わんぱくの食べ盛りというやつです。
この時期に高栄養かつ新鮮なマットを与えることが、重要です。一月に1回は、様子を見ましょう。
これをすぎると安定期にはいりますので、2〜3ヶ月ごとにマット交換することになります。
もちろん、エサ切れに十分注意してください。
マットが、ふんだらけになったらエサ切れ状態です。
放っておくと小さくなります。
大型を狙うには、2齡中期からうまく飼育することで、3齡に加齢したときに頭の大きな幼虫にすることができます。
頭の大きな幼虫にして食べ盛りを迎えさせるのです。
外国産オオカブトムシは、巨大化します。
たくさん食べますので、エサ切れには、十分注意しましょう。 |
全交換 |
マットを全部交換します。
新鮮なマットを与えたいときや、マットがコバエ、ダニ類、カビなどで劣化したときなどは、全部交換したほうが、飼育環境が、改善されます。
劣化具合は、細かい粉状になったり、ドロドロになったりするので解ります。 |
部分交換 |
マットの劣化が少ない場合、幼虫と共存するバクテリア類を維持させたいときは、全交換ではなくて、部分交換のほうがよい場合があります。
但し、新しく追加したマットの劣化も早いようです。
カブトムシの場合は、マットをふるいにかけ、ふんを取り除いてから、新しいマットを混ぜて交換します。 |
マットの
温度 |
マットを交換するときは、幼虫のいたマットと交換予定のマットの温度を同じぐらいにしましょう。
温度を同じにすることで、幼虫への負担がずいぶん楽になります。
新しいマットを飼育ケースに入れて、2〜3日ほど温度を25℃などにすると再発酵する場合があります。
再発酵するとマットの中は、30℃以上になるかもしれません。幼虫には、逃げ場がありませんので、事前に確認することができます。
マットに指を入れて温度を確かめてから、幼虫をいれましょう。 |
幼虫を
素手で触らない |
マットを交換するときは、幼虫を素手で触らないようにしましょう。
幼虫の飼育温度が、25℃だった場合、人間の体温は、平均36.5℃ですので、その差10℃以上です。
幼虫は、びっくりしてしまいます。
人間でも体温+10℃のおふろには、とても入れません。 |