理由 |
基本的には、18℃〜25℃の中で飼育します。中には夏の暑さに耐えられる個体もいますが、寿命は縮みます。
冬の寒さには、耐えられないものが、ほとんどです。
飼育する種類によっても、管理温度が違います。
春〜秋にかけて、鑑賞用に成虫を飼育するのであれば、温室は、用意しなくてもいいですね。
夏の高温時には、保冷材などで少し冷やすことが、できれば、飼育は、可能です。毎日、取り替えないといけないですね。 |
ガラス温室 |
温室メーカーでは、観葉植物用のガラス温室の3点、又は4点セットを販売しています。
内容 ガラス温室、ヒーター、サーモスタット、小型ファン
ガラスで出来ていますので、観察なども窓を開けずにできて大変便利です。
断熱効果をあげたい方は、スタイロフォームで周りを囲むと更に省エネ、温度の一定化が出来るようになります。
ガラス温室用クーラーも販売されています。
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自作温室 |
材料が、余っていて手先の器用な方は、自作温室に挑戦されるといいと思います。
自分で棚を作り、周囲を断熱材で囲い、ヒーター、サーモスタットで、温度管理します。
この自作温室ですが、以外と部品などの購入費用がかかるのと、作るときに使う工具が必要になりますので、メーカー製のガラス温室を購入される方が多いのも事実です。
(工具は、結構高価です。)
実際にいろいろな部品の購入費用を足していくとガラス温室の値段とたいして変わらないということになりますので気をつけましょう。 |
簡易温室 |
飼育数にもよりますが、簡易温室を作る方法も有ります。
ベランダストッカーなどの内側に断熱シートを貼り付けて40Wヒーター、サーモスタットで簡単に作れます。
屋外においても温度は、上半分22℃〜25℃、下半分が18℃〜22℃ぐらいで温度管理できるようになります。
欠点は、中が狭いのでたいして入れることが出来ないことと、昆虫マットなどから蒸発した水分が、ケース底にたまることです。
ヒーター、サーモなどに水が、つかないようにすることが、重要ですね。火災の原因になります。 |
エアコン |
カブトムシ、クワガタムシの大型個体作出をめざす場合は、冷暖房エアコンによる温度管理が有効です。
ほぼ1年中、理想の温度帯を再現できるので、エアコンの使える方は、より大型個体作出への道が開けます。
又、最近のエアコンは、超のつく省エネタイプが販売されてますので、費用も安くなるようです。 |