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ノコギリクワガタ 蛹、羽化
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蛹、羽化時の注意点


温度、蛹室の位置、状態に十分気をつけよう。

ノコギリクワガタ 蛹 ♂

ノコギリクワガタ 蛹 ♂

ノコギリクワガタ 蛹 ♂

ノコギリクワガタ 蛹 ♀

ノコギリクワガタ 蛹 ♀



♂、♀

温度
成虫に羽化するときは、24℃〜25℃が最適です。

30℃を超えるような状態だと、羽化不全になる確率が高まります。
なるべく温度を下げる工夫が、必要です。



蛹室の位置 蛹室を飼育ビンの中段に作った場合は、そのままでいいのですが、飼育ビンの底で蛹になりましたら、ビンを逆さにして羽化を待ちます。

画像は、ビン底で蛹になった♀です。


蛹室の状態 蛹室の状態は、変化することがあります。

以下に例を示します。

1、発酵マットの劣化(どろどろになる。)
2、キノコが、発生した。
3、蛹室が、壊れた。又は崩れた。
4、キノコバエが、蛹室で大量発生した。

これらの状態になったときには、まともに羽化できませんので、取り出して人工蛹室を使用したり、マットを掘っていき蛹室の上部を開けて修復したりします。

蛹室の上部を開けて空気を通してあげることで、蛹室の湿気を調節することができます。
又、蛹室がかなり湿っていた場合は、状態を回復させることが出来ます。



羽化直前 羽化2〜3日ほど前になると、頭、アゴ、脚などがかなり色づいてきます。

蛹のおしりから体液が出てきますと、後、半日〜1日で羽化が始まります。
この時の温度で、羽化に要する時間が変わります。


羽化中
羽化が始まりました。


(関連項目 ノコギリクワガタの羽化)



羽化後 羽化後、体の上面がある程度固まるまでじっとしています。
2日ほどすると、ひっくりがえっています。
なんだか、眠たそうですね。

この後、約1年間の休眠状態になります。

休眠中は、マットの湿り気さえ気をつければ、ほとんど常温で管理できます。

来年、初夏ぐらいに自分で動き出してくるまで、直射日光のあたらない室内、日陰などで休ませておきましょう。